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2005J2#17 福岡0-3札幌@博多の森球技場

 間違いなく、勝因のひとつは福岡に勢いがあった前半をしのいだことだ。ただ、勢いこそあったが福岡の攻撃はいつものポスト→展開→クロスといったものではなく、サイドのスペースにロングボールを蹴りこんでFWやウィングを走らせてきた。それもサポートが少なかったため実質的な脅威はセットプレーだけだった。しかも、この気温の中で運動量を必要とするプレーを選択したため、早くも前半途中から動きが落ちてくる。
 それで札幌が生き返った。そこまではプレスに遭い、中山めがけて不確実なロングボールを蹴るだけで好機らしい好機がなかったのが、前半ラスト10分ぐらいはパスをつないで何回かいい形をつくることができていた。
 後半に入っても何度か危ない場面こそあったものの、流れはそのまま。右サイドを鮮やかに崩して札幌が先制すると、何を思ったのか急に福岡が前がかりになる。まだ9分。じっくり普段どおりのサッカーをされた方が札幌としては守りづらいし、嫌だったはずだ。しかも、前がかりになってもポジショニングが稚拙で、いるべきところに人がおらず逆に中盤でボールを失っては札幌のカウンターを食らう。それでも福岡のバランスの悪さは修正されることがなく、速攻からのFKでマークを外し失点。さらにカウンターを食ってもう1点。これで試合は終わった。福岡はパワープレーを仕掛けるでもなく、論理的に攻めを構築するでもなく、最後までちぐはぐなままで、札幌の守備陣に脅威を与えるには至らなかった。
 札幌は、最後まで守備の集中が切れなかったこと、攻撃では相手陣に広がった広大なスペースを有効に使えたことが好結果につながった。ただ、最終ラインは相変わらずポカが多いし、トップにボールが収まらず、次への展開ができないのも変わっていない。相手の自滅に助けられた部分が多分にあり、個々人のプレーが優れていたとは決していえない。今後の試合で、個としても組織としても質を伴ったゲームができるか、真価を問われることになるだろう。

選手寸評
MF#2 岡田佑樹
 砂川に前方のスペースを提供しながら、自らは幅広く動いて相手を撹乱した。先制点の時の相川の裏に潜り込む動きは見事。こういった動きが有効であることを身をもって知ったのだから、今後は左からのクロスに対しても斜めに飛び込んでくる動きが欲しい。
MF#19 上里一将
 左から右へ正確なサイドチェンジを連発し、前がかりになった福岡の守備をズタズタにした。キープ力も出色で、当たられてもボールを失うことなく、確実に次につなげていた。

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